2011年10月28日金曜日

センダンの樹

センダン科のセンダンは落葉、10mくらいの高木となる。
光善寺川土手にしっかりと根を下ろし、
花を楽しみ、夏の濃い緑を楽しみ、
秋には鈴なりになった黄色の実を楽しめる。
花は5月か6月ごろに咲き独特の花の形をしている。

いつも楽しみだったセンダンの樹が
信じられないことに根元からバッサリ伐られてしまった。

樹の命も考えていないのだろうか。
樹の息吹を感じて喜ぶ人もいる
樹の実を食べる生き物がいるというのに。

河川管理をしているところ(南部振興局)は
こともなげに、河川の樹木は伐る!!という。
    この大きな重機の下のところ、
    河川の土手に伐られてしまったセンダンの樹の根元が
    悲しげに残っています。

    あちこちに散らばってしまっているセンダンの実
    実ることもなく
    鳥たちの楽しみの実も無造作です。



今年6月に咲いていたセンダンの花
独特の花の形は
人の心を和ませてくれる
花は紫色をしているが、この微妙な色合いはなんていうのだろうか
この樹の下を通ると花はかすかに甘い香りがしてくる。




伐られてしまった株を見ながら
もうこのセンダンからの喜びをもらえないことが
ただ切ない。

               樹をむやみに伐らないで。
               樹は生きているの。
               私の命と同じなんです。



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