光善寺川土手にしっかりと根を下ろし、
花を楽しみ、夏の濃い緑を楽しみ、
秋には鈴なりになった黄色の実を楽しめる。
花は5月か6月ごろに咲き独特の花の形をしている。
いつも楽しみだったセンダンの樹が
信じられないことに根元からバッサリ伐られてしまった。
樹の命も考えていないのだろうか。
樹の息吹を感じて喜ぶ人もいる
樹の実を食べる生き物がいるというのに。
河川管理をしているところ(南部振興局)は
こともなげに、河川の樹木は伐る!!という。
この大きな重機の下のところ、
河川の土手に伐られてしまったセンダンの樹の根元が
悲しげに残っています。
あちこちに散らばってしまっているセンダンの実
実ることもなく
鳥たちの楽しみの実も無造作です。
今年6月に咲いていたセンダンの花
独特の花の形は
人の心を和ませてくれる
花は紫色をしているが、この微妙な色合いはなんていうのだろうか。
この樹の下を通ると花はかすかに甘い香りがしてくる。
もうこのセンダンからの喜びをもらえないことが
ただ切ない。
樹をむやみに伐らないで。
樹は生きているの。
私の命と同じなんです。